
特殊清掃という仕事は、「人間の死」という厳粛な場で
ご遺族に成り代わり、困難な後始末を致す仕事です。
とても尊い仕事であり、失敗は許されないので、
作業をするときはいつでも真剣です。
私たちは、依頼者様のご要望を
しっかりと叶えるまで寄り添い続けます。
特殊清掃を始めるきっかけは突然やってきました。
遺品整理を行っていた頃、お見積もりにお伺いさせて頂いた
お宅で、お部屋で孤独死されていた案件があったのです。
悪臭が多く出てしまっているのと、
布団には人型で体液の跡がついていました。
ご遺族様では処理することが出来なかったそうです。
そのときの依頼者様が大変辛そうで、
私はご遺族様に変わり、後片付けを致しました。
慣れないながらも布団の処理を行い、腐敗臭に耐えながら作業を行いました。
作業後には、ご遺族様に大変感謝されました。
その後調べて行くと、同じような出来事でお困りの方が沢山居るのが分かったのです。
高齢化社会・核家族などが進み、孤独死してしまう高齢者が年々増え続けているのが現実です。
その様な想いをしてしまっている方に少しでもお役にたちたいと想いました。
故人様のことを思うからこそ、
どうやって後片付けしたらいいのか分からない、
遺された物も捨てたくない・・・。
残されたご家族様で、お悩みの方はたくさんいます。
そのような人に親身に寄り添える、
特殊清掃も遺品整理もできる業者が現場に必要だ
と考え、一人でも多くの方の手助けをしたいと思い、
株式会社ロードを起業しました。
昔、大工仕事で培ってきた知識と技術が、特殊清掃の際の防臭技術として役に立っています。
また、遺品整理で培ってきた経験が、より多くの依頼者様のご希望を叶える力となっています。
私たちはこれからも、もっと依頼者様の負担を軽くする方法はないのか、日々学び実行していきます。