

畳の上での孤独死現場です。腐敗臭も酷くウジとハエも沸いている状況でした。この場合、布団などの家財品を搬出して畳を撤します。ここまで体液が浸透していしまえば清掃ではどうになりません。畳はイ草でできており、水分をあまり吸い込みません。畳の下の杉板まで体液が流れている可能性が十分に考えられます。
体液が付着している遺品を梱包して搬出します。この場合、畳や布団には大量の体液が付着していますのでエレベータを使用せずに階段で搬出します。
臭気やウイルス第三者に迷惑かけるわけにはいきません。
畳を上げてみると、やはり床材にまで体液が浸透していましたので、一部解体工事をその場で行い、悪臭の元となる物をすべて搬出しました。
弊社では仕上げにオゾン消臭を行い腐敗臭を根絶します。
今回はこの物件の売却を予定されていましたので、弊社でサポートさせて頂く事になりました。
孤独死をしてしまったお部屋を売却される場合、不動産屋に
| 作業場所 | 死後 | 作業人数 | 作業時間 |
|---|---|---|---|
| 畳 | 3か月 | 3 | 4 |
| 特殊清掃 | 原状回復 | 遺品整理 | 合計 |
| 79800 | - | 49800 | 129600 |
腐敗臭が強くい現場でしたが、作業後には全くない状態にすることができました。
弊社では、お見積もり後すぐ作業できるように、作業道具を車に詰め込んで現場にお伺いします。
そのため、遺品整理ほどの荷物の撤去がある場合を除き、ほとんど特殊清掃は行えます。
深夜だから音が心配・・・などもきちんと配慮し、オゾンを設置して、ある程度脱臭しておく等の処置を致します。

高性能なオゾン脱臭器。
連続使用が可能なため夜なども作動させておくことができます。

様々な現場の状況に合わせた薬品を使い分けており、濃度の高い二酸化塩素を中心に活用しております。

電気が通じない部屋では手動噴霧器を使用します。

ほとんど目に見えない超微粒子で、消臭除菌液を空間噴霧可能となります。
他にも、布団圧縮袋・マスク・防護服・キーボックス・防水材・FRP(繊維強化プラスチック)等も持って行きます。
突然のことで急いで連絡して「状況を教えて」と言われてもショックでなかなか部屋に入ることができないと思います。そのため、現場の状況確認ができなくてもスタッフが現場まで伺い、状況を把握した上で明瞭なお見積りをさせていただきますので、無理をしてお部屋の確認に行かなくても大丈夫です。
どんな状況でも対応させて頂きますので、私達にお任せください。
突然の死を目の当たりにして、どうしていいかわからない状態も非常に辛いことです。
私達、特殊清掃員がご遺族様になり代わって現場の原状回復をすることで少しでも
ご遺族様の負担を軽くしてあげたいと思っております。
過去1,000件以上の業務で得た技能と経験値をもとに、ご遺族の方々が安心して
任せることができるという信頼を得るために、最大限の努力と精進をしております。