
今回はご遺族様より特殊清掃の依頼を頂きました。
死後3日で発見された孤独死の現場です。
発見が早かったので腐敗臭やウジ・ハエは出ておらず、血液と体液の清掃と除菌剤の散布のみでお見積りさせて頂きました。
不動産屋さんからも腐敗臭が出ていないのと、入居年数が長いので除菌・消臭までで良いと言われていらっしゃいました。
このような作業では作業時間はおおよそ1時間です。特殊清掃と消臭材の散布。人員も1名で済みますので、ご遺族様に対する請求もかなり安価で済みます。
同じ孤独死でも今回のように早く発見されるのと、3か月後に発見されるのでは、作業内容が大きく異なります。
今回は早期発見でしたので施工方法もここまでで済みました。
これからどんどん気温が上がり、特殊清掃が増えてしまう時期に入ります。
もし孤独死を発見してしまったら少しでも早めの対処をおすすめ致します。
弊社では、お見積もり後すぐ作業できるように、作業道具を車に詰め込んで現場にお伺いします。
そのため、遺品整理ほどの荷物の撤去がある場合を除き、ほとんど特殊清掃は行えます。
深夜だから音が心配・・・などもきちんと配慮し、オゾンを設置して、ある程度脱臭しておく等の処置を致します。
高性能なオゾン脱臭器。
連続使用が可能なため夜なども作動させておくことができます。
様々な現場の状況に合わせた薬品を使い分けており、濃度の高い二酸化塩素を中心に活用しております。
電気が通じない部屋では手動噴霧器を使用します。
ほとんど目に見えない超微粒子で、消臭除菌液を空間噴霧可能となります。
他にも、布団圧縮袋・マスク・防護服・キーボックス・防水材・FRP(繊維強化プラスチック)等も持って行きます。
突然のことで急いで連絡して「状況を教えて」と言われてもショックでなかなか部屋に入ることができないと思います。そのため、現場の状況確認ができなくてもスタッフが現場まで伺い、状況を把握した上で明瞭なお見積りをさせていただきますので、無理をしてお部屋の確認に行かなくても大丈夫です。
どんな状況でも対応させて頂きますので、私達にお任せください。
突然の死を目の当たりにして、どうしていいかわからない状態も非常に辛いことです。
私達、特殊清掃員がご遺族様になり代わって現場の原状回復をすることで少しでも
ご遺族様の負担を軽くしてあげたいと思っております。
過去1,000件以上の業務で得た技能と経験値をもとに、ご遺族の方々が安心して
任せることができるという信頼を得るために、最大限の努力と精進をしております。