「整理整頓」と「断捨離」について | 超高齢化社会と孤独死問題ブログ

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「整理整頓」と「断捨離」について

散らかった部屋

漢字3文字の流行語

日本には数年おきに漢字3文字の流行語が突然大ブームになるという不思議なサイクルがあります。思いつくままに挙げてみると「新人類」「安近短」「報連相」「金魂巻」などなど……
いずれも懐かしい言葉ですよね。流行語だけに一時的なブームに終わって今ではほとんど忘れられた言葉もありますが、中にはすっかり日本語として定着した言葉もあります。でも、よく考えてみるとなぜ3文字なのかと疑問に思いませんか?

これは多分、2文字ではうまく表現できないし、かといって4文字ではちょっと堅苦しくなる…ということで中間の3文字に落ち着いたのではないでしょうか?
あるいは、3文字が発音する際の音節に関連してよいリズム感を生むという感覚も関係しているのかもしれませんね。

「断捨離」ってなに?

ちょっと脱線しましたが、この2~3年で急に流行りだした3文字単語の「断捨離(だんしゃり)」ってみなさんご存知ですか?
単漢字3つ並ぶと難しく感じますが、要するに「断つ・捨てる・離す」という3つの単語の漢字をくっつくけた造語です。もともとはヨガの修行からとられた言葉だそうですが、日本には昔から「整理整頓」という4文字熟語があって、身の回りを整理することで精神も浄化されるという教えがありますよね。

「整理整頓」は学校や会社などでは壁に標語として貼り付けられているのは、昔から続く日本の風習にもなっています。そういえば、毎年のように「○○整理法」とかいう整理ノウハウについての書籍がベストセラーになっていますよね。どうも日本人は整理整頓をしなければならないという強迫観念めいたものを持っているようです。
「整理整頓」の教え自体は仏教からきているようで、「断捨離」は「整理整頓」と似てはいますが、その意味合いはだいぶ異なっているようです。

「モッタイナイ」と「断捨離」

「整理整頓」は、物を大切にするためにとる行動であり、まだ使える物を捨てるのはとんでもない…という考えが根底にあります。端的にいうと「モッタイナイ思考」ですね。ちなみに日本語の「モッタイナイ」という単語は、2004年にノーベル平和賞を受賞したケニヤのワンガリ・マータイ女史が来日した際にこの言葉を知り、「モッタイナイ運動」として世界に広める活動をしているため「モッタイナイ」で今では世界の共通語になりつつあるそうですよ。

ところが「断捨離」では、むしろ物への執着心を捨てて不要なものは捨てたり手放したりすることで、自身の「魂の開放」を実現する、という思想のようです。つまり、あまりにも「モッタイナイ思考」に凝り固まり過ぎて思い切った行動ができなくなったしまった人への「自己解放運動」といってもよいかもしれません。

さあ、あなたはもっと「モッタイナイ思考」で「整理整頓」をする必要があるタイプですか?それとも「断捨離」を決断すべき時期にきていますか?
一度ゆっくり考えてみましょう。

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